SHIMURAbros×西田雅希&服部浩之 《 光る海 》

作品タイトルの『光る海』は、廃校になった丸山小学校を訪れた際に作家が目にした、往時の丸山小の児童による標語からの引用である。京都府環境美化標語特選に選ばれたこの標語は、彼らに映画の撮影で使う波の表現手法を想起させた。それは、割れた鏡を水中に入れ、そこにライトを当てることで反射光を生み波を表現するというもの。個人的な物語、民間伝承、歴史、地理など、舞鶴にまつわる一見無関係な断片に光を当て、それらを紡ぐ作業によって海の舞鶴を知り、表現しようとする試みにも通じる。海の街舞鶴で、光の芸術ともいえる映画をベースに制作を続けるSHIMURAbrosが、古民家を舞台に、市民の手鏡を用いて屋内を満たす海の光と、リサーチ過程で出会ったものやストーリーとで空間を紡ぐインスタレーションを展開する。

協賛:
FM_MAIZURU 、日本板硝子株式会社 舞鶴事業所、有限会社西村硝子店

発表場所

旧山内家

舞鶴市行永1792 舞鶴市立青葉中学校西側

10/7(土)~9(月・祝)10:00~17:00 / 11/4(土)5(日)10:00~17:00
□ JR「東舞鶴駅」から徒歩18分
□ 京都交通バス 東西循環線「行永」下車徒歩3分
※駐車場は旧山内家の敷地内をご利用ください。


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SHIMURAbros

アーティスト

SHIMURAbros

アーティスト

ユカ(1976年生まれ。多摩美術大学卒後、英国セントラル・セント・マーチンズ大学院にて修士号を取得)とケンタロウ(1979年生まれ。東京工芸大学 映像学科卒)による姉弟ユニット。新たな映像装置の発明によって既存の枠をこえたイメージを実体化するアーティスト。平成21年度 [第13回] 文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞。カンヌ(仏)及びベルリン(独)国際映画祭での上映をはじめ、国立新美術館(東京)、シンガポール国立大学美術館、台北現代美術館、パース現代美術館( 豪)、ミュージアムクォーター ウイーン( 豪)などで作品を展示。2014年にポーラ美術振興財団の助成を受けベルリンへ拠点を移し、現在はオラファー・エリアソンのスタジオにリサーチャーとして在籍。
www.shimurabros.com


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服部 浩之

インディペンデント・キュレーター

服部 浩之

インディペンデント・キュレーター

1978年愛知県生まれ。2006年早稲田大学大学院修了(建築学)。2009年-2016年青森公立大学国際芸術センター青森[ACAC]学芸員。2017年より秋田公立美術大学大学院にて教鞭をとる傍ら、アートラボあいちディレクターとしてアートセンターの運営にも携わる。また、アジア圏を中心に、展覧会やプロジェクト、リサーチ活動を展開している。近年の企画に「十和田奥入瀬芸術祭」(十和田市現代美術館、奥入瀬地域 |2013年)や、「Media/Art Kitchen」(ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、バンコク、青森|2013年~2014年)、「あいちトリエンナーレ2016」、「アッセンブリッジ・ナゴヤ2016」、「ESCAPE from the SEA」(マレーシア国立美術館、Art Printing Works|2017)などがある。


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西田 雅希

キュレーター

西田 雅希

キュレーター

慶應義塾大学文学部卒業、ロンドン大学UCL美術史学修士課程修了。2007年に渡英後、美術大学、美術館から商業画廊まで、公と民のさまざまな角度から教育、アーティストマネジメントと展覧会企画に携わる。あいちトリエンナーレ2016アシスタント・キュレーターを経て日本に拠点を移し、フリーランスでキュレーションと執筆を行っている。近年の活動に、Tabakaleraリサーチ・レジデント・キュレーター(スペイン・サンセバスチャン、2016)、Devi Art Foundation +The Japan Foundation New Delhi共催展覧会「On Line Dot」キュレーター(インド・ニューデリー、2017)など。